そろそろ結婚を考え出した時に一番に考えることはお金の問題でしょう。
お金は有っても困るものではないですが、なければ様々な問題を引き起こす原因ともなります。
幸せなはずの結婚生活が、お金がなかったことにより一生困難続きという事は考えたくないですよね。
結婚とお金、この密接な関係についてどういった事に気を付けていけばいいのか考えていきましょう。
目次
結婚には貯金が必要?
究極な答えを言うと"結婚はただで出来る"です。お互いの愛情さえあれば誰もが婚姻届けを出せば夫婦とはなれますよね。
しかし、家庭を持つという事はお金もかかってくるのです。
分かりやすく言えば、一人分の給料で二人が暮らすとなれば生活費は今までの二倍となることでまずお金がかかります。
そして"初期費用"として。
生活費だけであれば月々のお給料で問題なく生活が送れるのかもしれません。
また、夫婦ともに働いているから問題はないよと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、"貯金"があったから良かったと思われる費用について例を挙げていきましょう。
- 結婚式・披露宴、指輪、新婚旅行
- 新居への引っ越し、家賃
- 家電やインテリア家具
こういったものの支払いとしてはまとまったお金が必要となりますよね。そこで"貯金"が必要となってくるのです。
親からの援助、ローンを組むこと、または独身時代からのものを継続してという理由があるのであれば困ることはないのかもしれませんが、結婚を考えるのであればある程度の貯金は必要なものと言わざるを得ないと思います。
結婚でお金がない時に出てくる不安・問題とはどのようなものが考えられる?
初期費用がかからないからといってお金がなくても結婚ができるという安心にはつながりませんよね。
おそらくお金がなくて結婚を考えている時の不安は"急な出費に備えられるか?"ということでしょう。
どのような事が急な出費となり、不安や問題となってくるのかについて例を挙げていきましょう。
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妊娠、出産費用
家庭を持てば子供の誕生を望む人も多いはずです。
妊娠中の健診・分娩は自治体からの補助により賄えますが、補助は後払いであることも。
また定められた健診回数より多い場合や予定外の入院などは自費です。
産休・育休もあるから大丈夫と思っていても、もし予想外のトラブルに遭遇し働きにくくなったら?
月々の出費以外にもマタニティ用品などをそろえなければいけないですよね。
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病気
夫、または妻の突然の病気やケガにより通院代、入院代がかかったら?
これが原因により休職・退職につながったらどうしよう。不安は尽きませんよね。
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仕事関係
突然の解雇やボーナス支給の停止など当たり前に入ってきていたお金が突然無くなることがあったら?貯金が無ければ食べるものに困ることがでてくるかもしれません。
ある程度備えておかなければいけません。
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冠婚葬祭
結婚をするとお付き合いも増えることとなります。
お付き合い費というものは急に必要となることもあり、それには貯金から捻出しなければ…ということも有り得るでしょう。
どれもが急なトラブルとして考えられませんか?今貯金がないことによってある不安はこの中にありましたか?
昔からあることわざ通り"備えあれば憂いなし"といえそうです。
結婚するときに気を付けて欲しいお金の管理について
そうはいっても貯金がないけれども結婚を考えているのであれば"お金の管理"にだけは十分気を付けるようにしましょう。
結婚する相手と一緒に考えて欲しい事柄を3つ紹介しますのでよく話合ってみましょう。
そうすることによって、お金がないことによって結婚を不安に感じている気持ちを減らせるかもしれません。
どうして貯金が出来なかったの振り返ろう
お金を貯められなかった原因は人それぞれでしょう
- 収入が少ない
- 浪費癖がある
- ギャンブル
このように原因は本人が一番分かっていると思います。
例えばギャンブルで貯まらなかったというのであれば結婚後もその影響がないのかどうかはとても大事な事です。
振り返ることによって今までのお金の流れが明らかになり"無駄"がどういったものなのかが分かりますよね。
気持ちも引き締まることで使う事から貯めることへのシフトチェンジへと繋がります。
二人で当面の生活費、予備費としていくら位あれば大丈夫なのかを計画しましょう
なにも中長期的な計画を立てる必要はありません。
それは結婚後、長いスパンをかけて出来ることですから。
結婚~1.2年後くらいまでの、そう遠くない未来についての費用について考えてみましょう。
これはお金に対する価値観を合わせることにつながります。
価値観が合わないままでの結婚は避けた方が良いかもしれません。
結婚後のお金の管理はどうするか?
共働きの場合、夫婦どちらかに収入がある場合と家庭によって様々ですが、家計の管理をどちらがするかを考えておかなければいけません。
いくら使って、いくら貯めて…と"家庭のお金"としてしっかり管理をしていかなければこれからもお金がない生活が続くのかもしれませんよ。
結婚するという事は好きなだけ自分勝手にお金を使えるものではないのですから。
こういった"お金の話"は結婚前に十分に話し合っておくことに気を付けましょう。
話すことによって不安や問題が取り除けることにもつながります。
もしお金が無くて結婚をしたとしても、ここをスタートとしてわずかでも貯める生活を心掛けていけば不安や問題に立ち向かっていけることでしょう。
今、ここからが大事なのです。
まとめ
お金がなくても結婚することはできることはできますが、十分に気を付けておかなければいけないことがあることが分かりましたね。
結婚によって今までよりもお金がかかるという事、常に先の生活を考えて備えておくという事が重要だとわかったのではないでしょうか?