彼のことが大好きでたまらない、あなた
ひょっとして「恋愛依存症」に陥っているのではないかと、不安になったのですね。
そもそも、恋愛依存症とはなんなのでしょうか。
恋愛には多少なりとも「依存」に似た要素が含まれていますよね。
付き合っている相手に対して「もっと一緒にいたい、もっと会いたい」など、ひとつ間違えると、依存や執着のような気持ちを抱くこともあります。
いわゆる正常な恋愛と、恋愛依存症とのボーダーラインは、案外難しいのかもしれません。
ただ、大きな違いとして言えるのは、正常の恋愛の場合は「恋愛は楽しい」という気持ちでいるのに対して、恋愛依存症の場合は「恋愛は苦しい」と、感じていることが多いそう。
「苦しいのに、別れられない、別れたくない、彼無しでは生きていけない」そんな、気持ちを抱いていたら、恋愛依存症の可能性があるのかも・・。
恋愛依存症、どのような特徴があるのか、具体的にじっくり見ていきましょう。
目次
必要とされたいという気持ちが強い
恋愛依存症には「自己肯定感」の低い女性が陥りやすいと言われているようです。
その為「恋人に必要とされることで自分の価値を感じられる」と、考えている女性が多く、恋人に必要とされたいが為に、全力で尽くしてしまう女性が多いそうです。
また、恋愛をしていることで自分の価値や自信を保てていることが多いので、少しでも彼から連絡がないと、強い不安感を募らせてしまうようです。
必要とされると嬉しい気持ちは、多少なりとも誰もがありますよね?
だけど、「必要とされていることで自分自身が成り立つ」と思ってしまっているのは、恋愛や彼に依存している、ということになるのかもしれません。
相手優先になってしまう
「彼が優先!」、恋愛において、女性は陥りがちのパターンではありますよね。
特に恋愛のスタート時は、彼優先で、彼一色!このような状態に陥ることも多いのではないでしょうか。
ただ恋愛依存症の女性の場合は、その状態があまりにも極端になってしまうようで、自分の事よりも彼の事で、生活も様変わりしてしまうようです。
その結果、どのような症状が表れるかというと、
- 自己管理を怠る
- 彼以外は必要ないと思う
- 彼を失うことに恐怖心を抱く
などとなってしまうことが多く、詳しく見てみると
自己管理を怠る
彼が家にいる時以外は部屋が汚かったり、自分の美容のお手入れもぞんざいになってしまったりしている状態です。
彼の為に時間やお金を使ってしまうことも多いようで、自分が女性としてどうありたいのか、などを完全に見失ってしまうそうです。
彼以外は必要ないと思う
「あなた以外はいらない」よく、ありがちな恋愛のフレーズではありますが、これを本気で思っている状態です。
一人で過ごしていると、仕事はもちろん、何もかもが手に付かない状態になってしまうようで、この気持ちの先には「私はこんなに想っているのに・・」と、彼を強く束縛したり、管理したりしようとすることにも成り得るようです。
彼を失うことに恐怖心を抱く
誰しも恋人との別れを想像すると悲しくなったりはするものですが、悲しみや不安を通り越えて、恐怖になってしまうそうです。
その為、自分の感情を上手く表すことができなくなったり、彼に嫌われないようにと彼の顔色を伺ってしまったりして、精神的に疲れてしまうことも多いのだとか。
これが、恋愛依存症の恋が「苦しくなる」理由のひとつでもあるようです。
自分に自信がない
先に挙げた「自己肯定感が低い」ということとも似ているのですが、自分に自信がなくて自分を好きになれず、いつも「どうせ私なんて・・」などと、ネガティブな思考の女性は、やはり恋愛依存症に陥りやすいそうです。
その為、「こんな価値のない自分を、愛してくれる彼」と出会い、「逃してたまるものか」と、恋愛にのめり込んでしまうのです。
「自分は誰かに愛されていないと価値がない」という気持ちの表れでもあり、彼の気を引くために、
- 高価なプレゼントを贈る
- いつもいい子でいようとする
などの行動が見られるようで、具体的に見てみると
高価なプレゼントを贈る
お誕生日やクリスマスなどの「おめでとう」のプレゼントではなくて、彼の気持ちを引き付けるために、プレゼントなどを贈り続けてしまうそうです。
ホストクラブなどにハマってしまう女性と同じ心理状態です。
高価なプレゼントを恋愛の「手段」としてしまっているようで、金銭的にも彼に注いでしまっている、とても不健康な恋愛の状態です。
いつもいい子でいようとする
本人は気が付いていないことが、多いようです。
「自分がなりたい自分」ではなくて、「彼が求めているであろう自分」を演じてしまっている状態です。
本来の自分に自信が無いうえに、嫌われたくない為に「彼にとってのいい子でいないといけない」と、思い込んでしまっているようで、過去の手痛い失恋などが、引き金となっていることも多いそうです。
また、意外かもしれませんが、「誰かに愛されていないと自分は価値がない」そう、思っていることから、例えば彼の気持がわからずに不安になってしまった時など、寂しさや不安から好きでもない人と、デートや関係を持ってしまうこともあるそう。
「誰からでもいいから愛されていたい」という気持ちの表れのようです。
自分にしか助けられないと思ってしまう
恋愛に限らず、困っている人を見ると「自分にしか助けることは出来ない」と、思ってしまうことが多いそうです。
人に尽くしていることで自分の生き甲斐を感じることができるようで、これは印象としては「素晴らしい人」のように映るのですが、自分の思うとおりに出来ないと、ひどく落ち込んだり、相手に対して怒りの感情を持ったりしてしまそうです。
また、こういうタイプの女性は
- 共依存症
- いわゆる「ダメな男性」にハマる
などの、状況に陥りやすいようで
具体的に説明すると
共依存症
恋愛に限らず、誰かの世話を焼いて役に立つこと、誰かが自分を必要とすることで、自分の価値をはじめて見出すことができる状態です。
相談事や悩み事などを持ちかけられると、俄然張り切ってしまうそうなのですが、相手が自分の思い通りに動かないと、強い怒りを向けてしまうようです。
いわゆる「ダメな男性」にハマる
「わたしがいないと彼はダメ」などの気持から、たとえ周囲が止めても、例えば、女性やお金にルーズ、なかなか仕事に就かない、などの男性にハマってしまうことが多いそうです。
自分の責任だと思ってしまう
例えば、彼の機嫌が悪い、彼が浮気をした、ひどい場合はDVなども「自分の責任」「自分が悪いから」と、思ってしまうことがあるそうです。
そして、自分への自信の無さから、ますます自己嫌悪感を抱き、彼や恋愛にさらに依存してしまうなどの、悪循環に陥ってしまうようです。
現実逃避をしている
彼の嫌なところを見たり、二人の関係がどこかおかしな状態になっていたりしても、そこを見てみないフリ、現実逃避をしてしまうようです。
彼を手放したくない、自分の頭の中に描く理想の恋愛に近づけたい、などの思いから、嫌なところには目をつぶり、関係を無理にでも持続させようとしてしまうそうです。
とにかく恋愛が一番
何を置いても恋愛が最優先になってしまうのが、恋愛依存症の女性の一番の特徴です。
女性は恋人が出来ると、女友達との関係が希薄になりがちではありますが、それが極端で、恋人と会う以外は、ほとんど誰とも交友を持たなかったり、恋人から連絡が来るかもしれないと、友達の誘いを断って家にひとりでこもっていたりすることもあるそうです。
克服する方法ってあるの?
恋愛依存症の特徴を見ていきました、いかがですか?あなたは当てはまりましたか?
恋は盲目、女性は恋に落ちると突っ走ってしまい、他のことが見えなくなってしまうこともありますよね。
とはいえ、その恋愛に少し苦しさを感じたり、不安定で不健康な関係に傾いたりしている気がしたら、ちょっとリセットが必要なのかもしれません。
最後に、克服するための方法をいくつか挙げてみますね
- たまには友達と会ってみる
- 恋愛以外の楽しみも探してみる
- 彼との距離や優先順位を見直してみる
- 自分の愛し方を見つける
などがあるようです。
思い切って一人で旅行などに出掛けて、自分を見つめ直してみるのもいいかもしれませんよね、自分ひとりでも行動を起こせる逞しさを養うことが大切なのかもしれません。
まとめ
彼のことをどんなに好きでも、あなたと彼とは別の人格であることに気が付くことが、大切なのかもしれませんよね。
彼を幸せにする前に、まずは、あなたがあなた自身のことを幸せにする、あなたの人生を自分の足でしっかりと生きる。
そんな、幸せで楽しい自立したあなたと一緒にいることで、彼が幸せになる・・恋愛はそんなスタンスがいいのかもしれません。
大丈夫!あなたはとても価値のある女性、きっとハッピーで楽しい恋ができるはずです。
まずは自分を労わって、ギュッと抱きしめてあげることから、はじめてみてくださいね。